【旅先グルメ】福岡の夜に立ち寄りたい老舗居酒屋「藤よし」で味わう博多の味

福岡に行ったからには、やっぱりご当地の料理を食べたい。中でも「サバ」と「鶏皮」は外せない。

現地の友人に勧められたのが、地元で長く愛される「藤よし」。天神南駅から歩いてすぐ、落ち着いた佇まいの居酒屋で、暖簾をくぐる前から漂う香ばしい焼き鳥の匂いに期待が膨らみます。

老舗「藤よし」とは

藤よしは、半世紀以上続く老舗。炭火で焼き上げる鶏皮串や、玄界灘で獲れた新鮮な魚介を使った料理が名物。

観光客だけでなく地元の常連客も多く、「福岡で焼き鳥と言えば藤よし」と呼ばれるほどの人気です。内装は木の温もりがあり、カウンター越しに職人の手元を眺めながら料理を待つ時間も心地よいです。

今回いただいた3品

この日は3品を中心に堪能しました。どれも福岡の食文化を感じられる料理ばかりです。

サバの刺身

関東育ちの僕にとって、サバ刺し身は初体験。

想像以上に脂が乗っていて、舌の上でとろける。食感はどこかクジラ刺しに近いような、独特の弾力があります。

そして驚いたのが福岡の醤油の甘さ!これがサバの旨みと絶妙に合う。

サバの刺身は、単品で約2000円ほどしましたが、記憶に残るお味……「九州の魚はやっぱり一味違う」と納得の一皿でした。

焼き鳥の串(鶏皮・鶏肝)

右側見切れてます…

続いては焼き鳥。定番の鶏皮は塩とタレの両方を注文しました。炭火でじっくり焼かれ、外はカリッと、中はじゅわっと脂があふれる。この絶妙な焼き加減は、まさに職人技。

鶏肝も臭みがなく、濃厚なコクが広がります。

「福岡の焼き鳥はレベルが違う」と実感しました。

〆の鯛茶漬け

最後は名物の鯛茶漬けで締め。

胡麻だれで和えた鯛の切り身に、熱々の出汁を注ぎます。ふんわり立ちのぼる香りが優しく、旅の疲れがすっと抜けるよう。

出汁の塩梅が絶妙で、最後まで飲み干したくなる味でした。焼き鳥から魚、そしてお茶漬けまで、全体の流れが完成されたコースのようで大満足でした。

まとめ

福岡グルメの定番・サバ刺し、鶏皮、鯛茶漬け。どれも「藤よし」で味わえば、地元の味として心に残ります。観光地の派手さはないけれど、職人の技と地元の温かさを感じられる一軒でした。

福岡に行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください。

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