【新高校生向け】陸上部のメリット・デメリット ~チームスポーツに疲れた人はオススメ~

今年の春に高校に入学する皆さんの中には「チームスポーツには疲れたけど、運動部を続けたい」という方もいるでしょう。

チームスポーツは、みんなで勝利をわかち合える反面、うまくプレーができないと批判のやり玉に上がる辛さがありますよね。

そんなチームスポーツから離れたい方には、陸上部をおススメします。そこで、本記事では、陸上部のメリット・デメリットを紹介していきます。

なお、陸上部の条件面だけを見ているため、競技内容には触れていません。あらかじめご了承ください。

陸上部のメリット

個人競技のため、ストレスが少ない

個人競技のため、プレーに関して揉めることがないです。

僕が所属していたサッカー部の場合、競技の特性上、自分やのミスから失点するが日常的に起こり、かなり責任を追うことになります。

また、試合内容が良くなかった場合や、負けた場合はチームの空気がギスギスし人間関係の悪化や陰口にまで発展してきます。

一方、陸上は個人競技のため、どんな結果でも自己責任となるため、そのような空気的なストレスが比較的ありません。
(強豪校であれば、学校の立場的な責任は発生すると思いますが…)

ただ、競技にかかわらず、鬼軍曹な顧問、怖い先輩や上下関係などはどこの部活も一定の割合でいます体験入部の際に、よく見極めてから入部しましょう。

練習時間が比較的短い

陸上部は、比練習時間が短いこともオススメポイントの一つです。

僕が在籍していた陸上部の練習時間は、平日2時間、休日3時間でした。練習を早く終わらせて、勉強や恋愛、趣味やアルバイトを充実させている人が多くいました。

一方、サッカー部や野球部は、長いと20時~21時まで練習している部活動もあります。練習時間的に、自由な時間を過ごしやすいメリットがあります。

初心者でも問題ない

極論、陸上競技は初心者が入部しても問題ありません。

陸上競技は、専門的な技術を必要としないためです。もちろん、各種目ごとに技術は必要ですが、高校からでも技術を身に着けていくことが可能です。

一方、サッカーや野球といった球技は、幼少期の経験や積み重ねた技術が必須となります。
そのため、高校から初心者が入部することは難しいです。

そのため、同じ運動部でも、初心者が入部しやすい部活であるといえます。

陸上部のデメリット

実力差が数字ではっきりと現れる

陸上は個人の成績がはっきりと数字に表れるため、レギュラー争いはシビアです。他のスポーツでは、監督の戦術とのミスマッチなどで外されることもしばしばあります。

逆に「上級生だから」「真面目に頑張っている」「ムードメーカー」として、普段の練習態度を理由に、選手入りできることも珍しくはありません。

しかし陸上の場合、レギュラー争いに、そのような外的要因が影響しにくく、年齢や練習態度に関係なく選手選考が行われます。(素行が悪すぎる人は別ですが…)

また、単純に他人との実力差がはっきりしやすいため、実力がない選手には辛い世界かもしれません。

まとめ

陸上部は、個人競技であることから、比較的ストレスがかかりにくい部活です。また、練習時間が比較的短いため、部活を続けながら自分の時間が取りやすいです。

ただし、実力主義であることから、数字を残せないと大会に出にくい非情な世界でもあります。

そのため、以上の条件が自分好みだった場合は、是非陸上部に入部してみてください。